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盛岡二高で美人になろう

4月7日(金)の入学式は,盛岡二高の歴史上初めて(毎年そうだけど)のものになりました。

盛岡二高の入学式では,3月末から暖房用のボイラー室で学校技術員さんがまだ咲かない学校の桜をあたためて,華道部が入学式の式花として飾ってきました。だからみんなの入学式も桜で迎えます,と7月の学校説明会で紹介しました。

ところが今年の盛岡は観測史上最速の桜の開花,4月1日(土)に盛岡二高のが咲き,4月3日(月)に盛岡地方気象台学校から1.2km,標高差12mが開花を宣言,始業式の4月6日(木)には満開と発表されました。そこで今年の入学式は,紅白幕を半分だけにしました。

 

向かって右側,紅白幕をつけていない側の外は,桜並木です。体育館のフロアは2階にあって桜の背丈といっしょです。2階の窓が桜の屏風絵になるように校舎がつくられているんですね。いつもの年なら入学式の日はまだ冬木立なんですが,今年は咲いたんです。そういう美しさのしかけが盛岡二高にはたくさんあって,美人になる,美人である白梅精神: 進取 清楚 強健学校になっています。

この桜をバックに呼名に応えた入学式の1年生は,たいへん美人でした。

入学式と卒業式の日にだけ開く旧正門